常識を突き破れ

孤独だ孤独だと
言えば言う程虚しくなってくる
寒い寒いと
言うと寒く感じるのと一緒だ



これを乗り越えたら
見えるものは何だろう？
ただのいい景色で終わるか、
人生観を変えた景色で終わるかは
自分次第だろう？


突き破れ常識
破天荒でも構わない
雨が降ろうが嵐が来ようが
飛べばその分だけ前に進める
たった一歩も進めないやつは
この世界に五万といるぜ


眠い眠いと
言えば言う程睡魔はやってくる
寝てない寝てないと
テスト前自慢する奴はなんなの？


これを乗り越えれば
見えるものは何だろう？
殻をやぶった己の姿
見せつけたい相手がいるんだろう？
この壁をぶち壊せ！


突き破れ常識
破天荒でも構わない
躓こうが踏んづけられようが
飛べばその分だけ前に進める
たった一歩も進めないやつは
この世界に五万といるぜ



突き破れ常識
破天荒でも構わない

ヒーロー

自由を拘束された時
人はどんな想いに苛まれるのか


明日世界が終わるとしたら
人はどんな想いに縋るのか


子供の頃に見たヒーロー映画は
時間が経つにつれて
ヒーローからただのキャラクターに変わっていく
それは単に自分の心が
現実を感じ始めたから


あの大勢の人の中で
誰ともぶつからず交差点を渉れるのは
みんながみんな相手に興味がないから
悲しいスクランブル



遠くへ行きたいな
あの風にのって
遠くへ行きたいな
あの雲より先へ
いつかみたあの映画の舞台へ
昔に返って


遠くへ行きたいな
あの山を越えて
遠くへ行きたいな
あの頃のままで
ヒーローは今でもヒーローだと
言いたいんだ



自由を拘束された時
人はどんな想いに苛まれるのか


そんなこと気にしなくていいよ
きっとヒーローが守ってくれる

FLY

世の中うまいこといかないな
さっき食べたものが腹の中ですんなり消化されていくみたいに
物事がきれいさっぱりなくなっていけばいいのに


当たり前だけど
正解なんてわからない
嫌なこともありゃ
いいこともある
でも
いいことを縋って生きてたって
マイナスが多い
ネガティブ思考もここまでくるとめでたいもんだろ


苦し紛れに欲望を
あっちこっちぶちまけてやれ大声あげて
そこで見えたものは焦燥感でしかないのか



当たり前だけど
正解なんてわからない
辛いこともありゃ
楽なこともある
ほら
人生楽ありゃナントやらだ
誰かが言ってたろ
結局人生ってもんは苦楽があるから価値があるんだろ


生まれ変わっても
また生まれ変わっても
この道は続くんだ

だったら悩むな
だったら悩むなよ
道はひとつじゃない



当たり前だけど
正解なんてわからない
嫌なこともありゃ
いいこともある
なら
死ぬ前に一度やることを
やってからでも遅くはないんじゃないか？
俺が言うべきじゃないかもだけど



いま
時間がお前を縛り
窮屈な暗闇に張付けているとすれば
それは自分で作った偽物で
それは自分で簡単に解くことが出来る

さぁ
飛んでみようぜ！

さよならが言えなくて

さよならも言えない
もう　消えていく姿に
抑えていた心　溢れて


信じられなかった
疑ってみたかった
夢だと思いたかった
これは何かの恋愛ドラマかな？

どベタな台詞と
ありがちな役回り
ありがちなシチュエーション
これでもまだドラマじゃないと言うの？


これっきりだなんて
嘘だと言ってよ
目を合わせる事すらしてくれないなんて冗談でしょ


さよならも言えない
もう　消えていく姿に
抑えていた心　溢れて
どんなにもがいても
上がってこれない沼のよう
足がとられて逃げ場もない


監督がいたら
ここで「カット！OK！」
涙もすぐに止まる
よし次のシーンは何ページから？


人気小説でしょ？
嘘だと言ってよ
君の嘘くさい演技なんて何遍も見てるんだ　わかるよ


さよならも言えない
もう　消えていく姿に
抑えていた心　溢れて
ごめんねも言えない
傷つけたかも知れないのに
抑えきれぬ想い　溢れて


さよならも言えない
ごめんねも言えない

君の恋人も
君の恋人役も
失格だったみたい


さよなら
ごめんね

欲しかったもの

「自由に羽ばたいているのは鳥だけじゃないと思うの
少なくとも私は違うけど」

君の考えていることが何を示唆するか
あの時の僕は分からなかった

今思えば
欲しかった羽か　あるいは手に入れた羽が
お望みのものではなかったのだろう


困らせるのが趣味だったのかな？
僕の困惑顔で遊んでいたのかな？


今思えば
振り返るのは簡単だけど　巻き戻しは現実的にムリ
ビデオじゃあるまいし


もし本当に過去に戻れたとしたら
あなたと出会っていたかな？
もう一度春から冬にかけて
僕と歩みを共にしていたかな？
いずれ来る別れに
戸惑う顔も
思い出しては笑うのかな
怖いね　君は


今思えば


もし本当に過去に戻れたとしたら
あなたはやり直すのかな
もう一度春から冬にかけて
スピードを変えて進むのかな
いつか出会っても
すれ違っても
僕に気付くことなく

怖いね　君は